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「愛をくれ」表紙原画.jpg

それでも、ねえ、

あなたを愛しているのよ。

小説「愛をくれ」
 2018.11.25 out
  ―文学フリマ東京 B-56にて
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2017年11月23日、第25回文学フリマ東京にて頒布した中編小説「愛をくれ」。
著者である安藤エヌの実体験を織り交ぜて書かれた本作は、文字通り、
「魂の半分をそこに落とし込んだ」作品となった。
自分の内に潜む暗い過去を回想して描くのは苦しく、何度も立ち止まりながら、
それでも歯をくいしばって書ききった作品だという。
本作には、LGBTや産後うつ、精神疾患などといった現代人が直面すべき問題に真正面から向き合い、そこから浮彫りにされる「愛」を、全編通じて描いている。そのうち、同性を好きになる体験と、精神疾患と闘う描写は、著者が実際に経た体験に基づいて描かれている。
―――――――
「私はこの物語を通じて何を伝えたかったのか。
それは、愛とはこんな風に、時には何にも劣らない
強い結晶としてそこに存在することが出来るのだ、ということです。

愛し、愛されるのに相応しい姿などありはしない。

ありのままの、傷ついた身体で、受け入れなければいけない。

これは私の、じゅんと透の、そして誰しもの愛の物語です。

今年の文学フリマでも、沢山の方にこの作品を手に取っていただけたら嬉しく思います」

―――――――

表紙イラストには、イラストレーター・漫画家としてご活躍中の依茂 歩さん。

相談を重ね出来上がった、向日葵を抱く主人公・宮地じゅんの娘、透の姿。

意志の灯った力強いまなざしに吸い込まれそうな魅力を描いて下さった依茂さん。

彼女の作品を見て、どうしても本作第二版の表紙をお願いしたく依頼したところ、

快く受諾してくださいました。素晴らしいイラストを描いて頂き、感謝に尽きます。

本当に有難うございました。

小説「愛をくれ」のサンプルは、noteにて公開しております。

以下のボタンよりご覧ください。

sample
※イラストの無断転載、アップロード厳禁※
著者Twitter @7th_finger
表紙イラストご提供、依茂 歩さんTwitter @imo_ha_umai
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